サンタ親父

ニンテンドーDSが欲しいです』
そう書いた手紙と靴下を枕元に置くと
子供は眠りについた。
父親はそれを見計らい手紙をあけ
近所のゲーム屋へと走る。
ショーケースの中のハードを指差し
「これください」
と、店員に告げる。
「お子さんへのプレゼントですか」
父親はかすかに微笑む。
「ありがとうございました」
そういって父親を見送る店員の顔は
すこし悲しい目をしていた。


朝。
子供が目を覚ますと枕もとの靴下は
大きな箱になっていた。
「わぁい、プレゼントだ!」
子供はそういって箱を開ける。
中にはディスクシステム(DS)と
ファミコン探偵倶楽部(ソフト)が入っていた。
「・・・」
子供は無言で一通り遊び終わると
台所に向かい
フランスパンの隣にあった果物ナイフを持って
父親の所に向かった。


終わり。
http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/news/2004121201.html
このニュースの
「果物ナイフの横にあったフランスパン」
という記述がツボ。パクリ文。
こういうセンスがほすぃ。