ディスコ探偵水曜日:舞城王太郎

読み終わった。
情報量が凄く多くて、
俺はそれを保持しながら読むだけでも大変だったのに、
構成して作品にするって半端じゃないと思いました。
上巻だけなら九十九十九くらいの難度だけど、
下巻はSF要素も爆発して所々考えるのがしんどかったので投げた。
そういうの好きな人は理解することは出来ると思う。
納得は別の問題として。
率直に言えば馬鹿には読めない小説。
この人は砕けた文章を書くけど、
圧倒的な文章力が裏にちらちら見える。
あんま長文は好きじゃないけど、
(京極みたいに)冗長ではなかったので良かった。
基本的に昼休みに本読んでるんだけど、
箸を目に突っ込んで前頭葉かき混ぜる描写読みながら
飯を食うのはどうなんだろうと思った。
なんか面白いつまらないというより、
作品として凄すぎて感動してしまいました。
暇な人は読めばいいんじゃないでしょうか。
とりあえず九十九から。