漫才らしく

挨拶略
「というわけでですね、最近なぞかけ流行ってますけども」
「はい、ちょっと遅いですけどね」
「自分も得意なんですよ、なぞかけ」
「へぇ、初めて聞きました」
「まぁ、初めて言いましたし、やったことないですから」
「そうですか、まぁ、じゃあ、どうぞ」
「山とかけまして、卵ととく」
「そのこころは?」
「ご飯にかけるもの」
「…うん、そうだね」
「いや、違う」
「うん、そうだね」
「なぞかけ実は苦手」
「そっちかよ」
大喜利なら得意なんだけどなぁ、チラッ」
「チラッって言うな…まぁ、じゃあお題出そうか」
「いや、俺が出すよ」
「お前がかよ」
大喜利のお題を出すのが得意ってことだよ」
「どんなやつだよ」
「お題下手な奴いるだろ、2chとかツイッターの奴とかさ」
「それ読まれなかったから八つ当たりしてるだけだろ、じゃあ、お題お願いします」
「ジャジャン(効果音)、
 節分の豆まきで鬼が豆以外のものを投げられて逃げ回っています。
 その、写真や掲示物を貼るために使う、
 プラスチック等の頭部に鋭い針の付いた道具は?」
「がびょう?」
「正解!」
「いや、大喜利に正解とかないからね。なぞなぞじゃないですか」
「惜しかったか」
「いや、別に」
その後、やり直すもののひっかけなぞなぞになっただけだったというボケを経て、
なぞかけで「いいかげんにしろ」的な心を答え、
お前が言うなで幕引き。
なんか日が変わりそうなので後半がないがしろに。
会社で大喜利ボケを思いついて、ぼんやり考えたネタ。