小説

彩紋家事件(上):清涼院流水

上巻だけ読んで力尽きた。

小説ではない

猫とロボットとモーツァルト―哲学論集作者: 土屋賢二出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1998/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (13件) を見る何言ってるかわからない状態のままなんとか読み進めて、 結論が曖昧というのが…

The Skull Breaker:森博嗣

スカル・ブレーカ - The Skull Breaker作者: 森博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/04/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (17件) を見るヴォイドシェイパの3冊目、このシリーズ好きですなぁ。 この本が今年出たもので、年一冊ペースで出て…

キミトピア:舞城王太郎

キミトピア作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/01/01メディア: 単行本 クリック: 53回この商品を含むブログ (21件) を見る短編7編。 探偵物がないのは残念だけど、 最近の短編ものの中では一番面白かったかも。 中でも去年の芥川賞候補に…

黒い仏:殊能将之

「内容が面白ければ謎解きなんてなんとなく辻褄合わせときゃいいんだよ」 ということなのだよね。 近年はそういうミステリだらけだと思うのですが、 この本は結構無茶苦茶やってるので真面目な人は怒るだろう。 皮肉なのかネタでやってるのかは もうちょっと…

The Blood Scooper:森博嗣

ブラッド・スクーパ - The Blood Scooper作者: 森博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/04/24メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (26件) を見るヴォイドシェイパシリーズの2冊目。 このシリーズは読みやすくて良いなぁ…

舞城の好み

・至高 ディスコ探偵水曜日 ・凄い面白い 世界は密室でできている。 九十九十九 ・面白い 好き好き大好き超愛してる。 獣の樹 ビッチマグネット ・普通に 煙か土か食い物 暗闇の中で子供 みんな元気。 イキルキス 短篇五芒星 ・そんなに 熊の場所 阿修羅ガー…

ビッチマグネット:舞城王太郎

ビッチマグネット作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/11/27メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 388回この商品を含むブログ (115件) を見る思考をだらだら続けてるのは面白いんだけど、 話の着地点がよくわからず消化不良感。 舞城もそろ…

The Void Shaper:森博嗣

ヴォイド・シェイパ作者: 森博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (30件) を見るタイトルがかっこ良い。 侍が死生や強さについて考えながら旅をする話。 禅問答。 読んでて思…

謎解きはディナーのあとで:東川篤哉

久々につまらんもん読んだなー、って感じの。 小学生くらいならいいのかな。 小学生でも時間の無駄かもしれない。 しかし、作品が、というよりは本屋大賞が悪い。

イキルキス:舞城王太郎

とまぁわかりやすく舞城を読み終わった後です。 わかりやすく? 「イキルキス」「鼻クソご飯」「パッキャラ魔道」と3つ話が入ってるけど、全体的に良かった。 鼻クソご飯はエロ強めだったので、電車で読んでて覗かれたくなかったです。 舞城は読んでて女性的…

探偵小説のためのエチュード「水剋火」:古野まほろ

主人公が変態だったり、知識が豊富なのは良いのですが、 話の骨は物足りない感じ。 表紙がラノベみたいだったり、タイトルがエチュードだったりするし、 ミステリ入門本として書かれたものだろう。

UFO大通り:島田荘司

「UFO大通り」「傘を折る女」の2編。 全体として、読みやすくちょっと馬鹿っぽくて良かった。 次は会社で図書館の本を予約したので後日取りに行く。 会社と言えば最近新卒が研修でうろうろしてるけど、 スーツがスカートばっかりなのはなんなんですかね!! …

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか:森博嗣

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/03/15メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (35件) を見る新書。 大雑把な内容は、物事を抽象化して頭に蓄えておけば便利だ…

四畳半王国見聞録:森見登美彦

かたい部分が多く、なんとなく読みにくい。 これまでの作品のキャラが色々出てくるので、 森見作品色々読んでから読んだ方がベター。 というか内容が凄いってもんでもないので、 そういうファンブック的な読み方をするのが正しそう。 落とし方は森見らしい感…

短編五芒星:舞城王太郎

ページが少ない上に、短編5編だから楽に読める。 舞城は一般イメージ的には勢い文だけど、 話によってしっかり書き分けてるので大したものです。 たまに読むとやっぱ好きだなぁ。

新釈走れメロス他4篇:森見登美彦

古典の言い回しをパロるのはそりゃ面白いんだけど、 原作に乗っかりすぎず、ちゃんと構造を森見で固めていて良かった。 藪の中はちょっとしっくりこなかったけど。 森見は馬鹿青春も良いけど、ちょっと哀愁というか寂しい文章も好き。 切ない系の話は人間性…

透明人間の納屋:島田荘司

「探偵伯爵と僕」と同じく講談社のミステリーランドの本。 納屋に透明人間になる薬があるよ、って話。 良いお話だった。 島田荘司はちまちま集める。

ペンギン・ハイウェイ:森見登美彦

街にペンギンがわいてくる話。 中盤ほんの少しだれたけれど、流石の収束力。 森見作品はいつも女性キャラが良いですね。 いい趣味をしてる。

単純な脳、複雑な「私」:池谷裕二

単純な脳、複雑な「私」作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2009/05/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 102人 クリック: 2,607回この商品を含むブログ (195件) を見る小説じゃないです。 わかりやすい脳科学の本。 若い時は「俺は脳に…

零崎軋識の人間ノック:西尾維新

弟に借り。 初めて西尾読んだけど、俺のイメージと違う。 これって単に上遠野フォロワーみたいな作品だと思うんだけど、 どうなんだろか。 他のもこんな感じなのか。 西尾作品ってもうちょっと面白いんだと思ってますが。 面白く読みやすいけど、なんか浅い…

つぶやきのクリーム:森博嗣

つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/14メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (13件) を見るエッセイ的な。 いつも通りのしょうもない屁理屈だけど、 信者的には「相変…

占星術殺人事件:島田荘司

全然古くないというか、 現在好んで読んでる小説の素みたいな小説でした。 地味に集めるかぁ。 「シンザン見たことないくせに」じゃないけれど、 実際のムーブメントに遭遇してない昔のものって あんま理解した気になれないのよね。 ライブ感が少ない分、小…

獣の樹:舞城王太郎

獣の樹 (講談社文庫)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/08/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る文庫化したので。 文体は穏やかだけど、 初期の尖りを内包しているように感じた。 没入感が高かった…

天帝のつかわせる御矢:古野まほろ

天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)作者: 古野まほろ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/06/12メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る天帝の2冊目。 1冊目みたいな熱量は無いけど面白かった。 新訳ってなんじゃいと思ったら文庫版…

有頂天家族:森見登美彦

狸と天狗と人間が住む京都の話。 超面白かった。 今のとこ森見で一番面白かったな。 驚異的な打率。有頂天家族 (幻冬舎文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/08/05メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 516回この商品を含むブログ (138…

無理:奥田英郎

地方の合併都市が舞台。 生保の審査をする公務員と、 宗教にはまってる万引きGメンと、 詐欺まがいの仕事をする若者と、 市議と、女子高生の群像劇。 あまり群像劇にする必要性がないというか、 本筋が無くもっさりしていた。 オリンピックの身代金は良かっ…

太陽の塔:森見登美彦

どんどん文章上手くなってるんだな、 と感じさせるデビュー作でしたが、 原点って感じがして、これはこれで良かった。 文章力なんておまけだ! という毎度の自己催眠。 おまけというか要素ですね。 弟から色々本を借りてるものの、 どうも食指が動かないもの…

ビブリア古書堂の事件手帖2:三上延

1巻の方が面白かった、完。 文章軽いと気楽に読めるのは良いことだなぁと思います。 売れすぎだとも思うけど。

麻雀放浪記1:阿佐田哲也

省あらすじ。 ちょっと読んで放置してから何年経ったのかわからんが あったので読んだ。 思ってたよりも、文章がやたら上手かった。 湿度のコントロールというか。 なんなんすかねこれ。 次は実家から持たされたビブリア古書堂の2巻を読む。