転校生:平田オリザ×本広克行

タイトル的に幕が上がる有安サイドの話かと思っていたけど、全然別の話。
平田オリザらしいあっちこっちで会話発生する脚本。
演出はライブでカメラを2台回して、2つのスクリーンにそれぞれ映していた。
本広だし方法としては良い演出だと思うけれど、
あまり効果的ではないように感じた。
別にスクリーンがあってそこに脚本を写してたんだけど、
ラストの脚本と演出の差が個人的に嫌だった。
役者陣は慣れ不慣れの差はあったけど、意外と良かった。
つまり全体的に本広演出は好みではなかった、という演劇であった。
とはいえ、クオリティは悪くないだけに
どの客層をターゲットにした演劇なのかわからんかった。